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2026年7月

家計・節約のこと

義実家の空き家、名義変更おわりました|相続登記の費用と、素人がつまずいたこと

義実家の空き家じまい、続報である。

前回の備忘録で「一つずつ、つぶしていく」と書いたチェックリストの、「② 名義を整える」が、すべて終わった。相続登記——亡くなった人の名義を、相続人の名義に変える手続きが、完了したのだ。

まずは、一歩。ここまでの記録と、早くも困惑していることを、隠さず書いておく。

空き家のチェックリストにひとつチェックが入り、家の前で考え込む人のイラスト

司法書士さんの費用は、思ったほどではなかった

いちばん気になっていたお金の話から。

司法書士さんへの支払いは、相談料も含めて、相続する金額に応じた手数料という形だった。うちの場合は相続する金額が少ないので、結果として、身構えていたほどの額にはならなかった。

「専門家に頼む=高い」と思い込んで、腰が重くなっている人がいたら、まず見積もりを聞いてみてほしい。金額を聞くだけなら、無料のところも多い。

それから、費用を抑えるために、書類は自分で集めた。戸籍や住民票、評価証明のたぐいを、役所をまわって揃える。時間と手間はかかるけれど、代行を頼めばその分の手数料が乗る。ここは前回の備忘録に書いた方針どおり、「自分でやれることは自分で」を通した。

ひとつだけ、悔やまれること

手続きのなかで、教訓がひとつあった。

家と土地を「買ったときの金額」がわかる書類が、見つからなかったのだ。当時の売買契約書のような、購入額を証明できるもの。

これがないと、何に困るのか。将来この家が売れたとき、税金の計算で「いくらで買ったか」を証明できず、決められた計算方法で処理されてしまうらしい(売れた金額のごく一部で買ったとみなされる決まりがあって、実際より税金が増えやすいのだそうだ。詳しいことは、売る段階になったら税務署で確認する)。

だから、これを読んでいるあなたの実家や義実家に、まだ書類箱があるなら。古い売買契約書は、捨てないで探しておいてほしい。 家じまいの片づけで、いちばん捨ててはいけない紙かもしれない。

名義のつぎは、「売る」の壁

名義が整って、ようやく売買の入り口に立てた。順番として、名義変更がすんでから、売る話が始まるのだ。

ここからは、不動産会社や、中古物件を扱う会社への相談になる。売れなければ、最終的には更地にすることも検討している。

そして、さっそく困惑している。

不動産屋さんに相談したところ、「雨漏りしているところは、直したほうがいい」と言われたのだ。

理屈は、わかる。雨漏りしたままの家は、買い手がつきにくいのだろう。でも——修繕費はかかる。そして、直したからといって、売れるかどうかは、わからない。直して、売れなかったら? この判断が、素人には本当に難しい。

前回の備忘録に「査定は必ず複数社」と自分で書いた。この雨漏りの判断も、一社の意見で決めずに、複数の会社に聞いてから考えようと思っている。

遠い、というだけで難しい

もうひとつ、じわじわ効いてくるのが距離だ。

義実家は、遠い土地にある。様子を見に行くにも、業者さんと会うにも、簡単には行けない。相続人のあいだの話し合いは、ありがたいことに順調だった。でも、本当に難しいのは、ここから先なのだと思う。

早く処分したい気持ちもあって、正直、焦る。空き家は持っているだけで、固定資産税と、心の重さがかかり続けるからだ。焦って損をしてはいけない、と自分に言い聞かせながら、それでも焦る。素人の家じまいとは、こういうものかもしれない。

それでも、一歩は一歩

チェックリストの☐が、ひとつ✅に変わった。

売れるかどうかは、あいかわらず、わからない。それでも、名義は整った。次に何かが進んだら、また、ここに書く。

前回まで → 義実家の空き家がやってきた【備忘録】空き家じまい、はじめます

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※手続きや税金のあつかいは、地域や状況で変わる。この記事は、あくまで我が家の記録である。最終確認は、司法書士さん・税務署・不動産会社で。

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