2026年7月
日々のひとりごと実家じまいより先に、我が家の庭じまいをしたい
実家の田畑や、父が大事にしていた松のことを、あれこれ考えていました。でも、ふと我に返りました。
うちの庭も、もう手に負えなくなっています。
猫の額ほどの庭ではあります。でも、この時期になると雑草と木々がわっと迫り出してきて、毎年、自分ではどうにもなりません。結局、シルバー人材センターの方にお願いして、剪定していただいています。
▲ ここ、実は昔は芝生でした。
ここ、昔は芝生だったんです
正直に言うと、この写真の場所、以前はちゃんとした芝生でした。
でも、芝刈りというのは、思いのほか手間がかかります。定期的に刈らないと、あっという間に伸びる。そのうち面倒になって、間隔が空くようになり、気づけば雑草のほうが幅を利かせるようになっていました。
今さら「なぜこんなことに」と思っても遅いのですが、本当に、そう思っています。芝生を維持するというのは、地味に根気のいる仕事だったのだと、なくしてから気づきました。
可愛かった記念樹が、いつの間にか立派に
▲ 植えたころは、ひょろっと可愛かったのに。
庭の木々も、そうです。
小さな苗木を植えたときは、ひょろっとして可愛らしかった。それが年数が経つと、こんなに立派になります。植えた当時は、まさかこんなに大きくなるとは、正直思っていませんでした。
実は、この木の何本かは、子どもの成長と一緒に植えた記念樹だったりします。実家の父が、自分の松を大切に育てていたのと、似たようなものです。雑に扱ってはいますが(剪定もシルバーさんに丸投げですし)、それでも、ちゃんと思い入れはある木なんです。
お隣の塀にまで張り出して、ため息をつく
▲ ここまで茂ると、さすがに気になる。
一番こたえるのは、これがお隣さんの塀にまで張り出しているのを見るときです。
自分の敷地の中だけの話なら、まだ「まあ、いいか」で済ませられます。でも、境界を越えて迷惑をかけているかもしれないと思うと、さすがに気が重くなります。見るたびに、ため息が出ます。
樹木や雑草がぐんと伸びるのは、気温が上がり日照時間も長くなる初夏〜梅雨明けにかけて。この時期に一度整えておくと、真夏の管理がだいぶ楽になるそうです。シルバー人材センターなどのシニア向け剪定サービスは、需要が集中する前の6月頃に予約すると比較的動きやすいとのこと。
▲ 南天だけは、きれいに色づいてくれる。
不思議なもので、こんなふうに手を焼いている庭でも、南天の葉が赤と緑に色づく様子を見ると、少しほっとします。伸びすぎて困っている木々の中で、ここだけは「ちゃんと季節を教えてくれるな」と、素直に思えます。
実家じまいの前に、まず自分の庭じまいから
実家の田畑や松のことを考えるとき、私はどこか他人事のように「これから大変そうだ」と思っていた気がします。
でも、猫の額ほどの自分の庭ですら、もうこの有様です。実家の広い庭や田畑を、いつか本当に一人で背負うことになったら——考えるだけで、気が遠くなります。
だからこそ、まずは自分の庭からです。シルバー人材センターにお願いする、伸びすぎた木は思い切って剪定してもらう、雑草は諦めて防草シートも検討する。できることから、少しずつ。
思い入れのある記念樹を、雑に扱いながらも大事に思う——このなんとも言えない気持ちのまま、今年の夏も、庭と付き合っていくことになりそうです。
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