2026年6月
家計・節約のこと節約してきたのは、お金だけじゃなかった|50代おひとりさまが手放したもの
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50代、おひとりさま。
これまで「節約してきたこと」を振り返ってみたら、おもしろいことに気づきました。
私が減らしてきたのは、お金よりもむしろ——人付き合いとか、見栄とか、世間体とか。お金に換算しにくいものたちだったんです。
今日は、そんな"お金じゃない節約"の話をしてみます。
① 気の合わない人付き合い
ママ友、いません。
正確に言うと、子育てが終わったいま、無理して続ける理由がなくなりました。
気の乗らないお誘い。なんとなく断れずに行っていた集まり。行けば数千円、半日。そして帰り道、どっと疲れる。あれをやめたら、お財布も心も、ずいぶん軽くなりました。
② 洋服と、見栄
「この服、まわりにどう見られるかな」
そう思って買っていた服、けっこうありました。
でもね、断言します。誰も、私の服なんて気にしてない。 気にしていたのは私だけ。気づいたら、クローゼットも支出もスッキリしました。
③ 世間体という"呪縛"
これは少し、根が深い話。
私の母は、田舎の「世間体」をとても気にする人でした。ご近所がどう思うか、親戚がどう言うか——それが行動の基準。そして私も、長いことその呪縛に縛られていた気がします。
母を責めたいわけじゃありません。そういう時代、そういう土地だった。ただ、私はもう、そこから少しずつ降りています。
④ お墓のこと
これが、いちばんの"本音"かもしれません。
私自身のお墓は、いりません。樹木葬で考えています。立派な石も、毎年の管理費も、私には必要ない。
そして最近、親の葬儀のあり方や、お墓を維持していくお金のことで、ちょっと「おや?」と思うことを経験しました。詳しくはまだ書けないのだけれど、残された側にとって、毎年の維持費は地味に重いもの。形にこだわるより、気持ちの残し方を大事にしたい——そんなふうに、あらためて思うようになりました。
このあたりは、私の中でもまだ整理しきれていないので、また改めてお話しできたらと思います。
手放した分、ちゃんと使う
ここまで読んで「ただのケチな話?」と思われたかもしれません。でも、逆なんです。
いらないものを手放して身辺をすっきりさせると、本当に必要なものに、お金も気持ちも使えるようになる。
たとえば、水
私はいま、家の水はブリタ(浄水器)です。最近はPFAS(有機フッ素化合物)対策としても注目されていて、ますます手放せません。
気づけば、こんなに増えていました(笑)。持ち運び用のボトル型は、外出先でも"自分の水"が飲めるので手放せません。
外ではペットボトルのお茶は買いません。水筒に入れて持っていく。……で、足りなくなると、出先の水をこっそり入れたりもします。(正直、これはちょっと恥ずかしい。でも、やめられない。)
数百円の積み重ね。でも、自分で「ここにはお金を使わない」と決めた小さな線引きが、なんだか心地いいんです。
おわりに
節約って、ガマンのことだと思っていました。
でもいまは、**「自分の軸で、お金と時間の行き先を決めること」**なんだと思っています。
見栄も、付き合いも、お墓も。手放したものの先に、ちょっと身軽な自分がいました。
同じようにひとりで頑張っている方の、なにかのヒントになればうれしいです。