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おひとりさま検査技師の、言えない本音
― 50代一人暮らし、仕事も人生も愚痴らせて ―
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2026年6月

健康・検査のこと

【50代の匂い問題】更年期、体臭が変わってきた気がする——検査技師が正直に書く、加齢臭と尿のはなし

※本記事には一部プロモーション(楽天アフィリエイト)が含まれます。

人には、なかなか言えません。でも、ここでなら正直に書けます。

最近、自分の匂いが、ちょっと気になるんです。なんというか……体臭が、前より油っぽくなった気がする。それに、尿のような匂いもふと気になることがあって。ひとり暮らしだと、指摘してくれる人もいないぶん、自分でこっそり不安になるんですよね。

同じように感じている50代の方、きっといるはず。だから今日は、検査技師の目線も交えて、正直に書いてみます。

更年期と、匂いの関係

まず知っておくと、ちょっと安心します。これは、年齢と更年期による自然な変化でもあるんです。

女性は更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)が減っていきます。すると、相対的に男性ホルモンの影響が出やすくなり、皮脂の分泌が増える傾向に。さらに、エストロゲンには皮脂の酸化をおさえる働きもあるので、それが減ると、皮脂が酸化しやすくなります。

この「皮脂の酸化」こそが、あの独特のニオイのもと。よく言う加齢臭は、皮脂が酸化してできるノネナールという物質が原因とされています。「加齢臭は男性のもの」と思われがちですが、女性も例外ではありません。むしろ、エストロゲンが減る50代は、変化を感じやすい時期なんです。

「油臭い気がする」——その感覚は、気のせいではなく、ちゃんと理由があるんですね。

「油っぽい匂い」に、できること

原因が皮脂の酸化なら、対策はシンプルです。皮脂をためない・酸化させない

  • 匂いの出やすい場所を、ていねいに洗う … 耳のうしろ、首すじ、胸もと、背中の中心。ここは皮脂が多い場所です。ただしゴシゴシ洗いすぎは逆効果(乾燥して、かえって皮脂が増えます)。やさしく、が基本
  • 抗酸化を意識した食事 … 野菜や果物(ビタミンC・E)は、酸化対策の味方。逆に、脂っこいものやお酒のとりすぎは、皮脂の酸化を後押ししてしまいます
  • 衣類のケアも大事 … ノネナールは繊維に残りやすいんです。汗をかいた服はためこまず、こまめに洗濯を。気になるときは、消臭・酸素系のケアを
  • デオドラントを上手に … 無理に隠すというより、清潔を保つお守りとして

完全にゼロにはできなくても、気にしすぎなくていいくらいには、ちゃんと整えられます

尿のような匂いのこと

もうひとつの「尿のような匂い」。これも、更年期にはよくある話です。

エストロゲンが減ると、骨盤底筋(こつばんていきん)という、膀胱や子宮を支える筋肉がゆるみやすくなります。すると、くしゃみや咳、ちょっと重い物を持ったときに、ほんの少し尿がもれることが(腹圧性尿失禁といいます)。量はわずかでも、下着に残ると匂いの原因になります。

できることは、

  • 骨盤底筋トレーニング … 肛門や膣をキュッと締めて、ゆるめる。これを繰り返すだけ。座ったままでも、家事の合間でもできます。続けると、じわじわ効いてきます
  • 吸水ライナーを、こまめに替える … 今は薄くて優秀なものがたくさんあります。「替える」ことが、匂い対策のいちばんの近道
  • 締めつけない、通気のよい下着を

恥ずかしがることじゃありません。多くの人が通る道です。


※実際に使っている、オーガニックコットンの吸水ライナー。肌にやさしく、こまめに替えるのが、いちばんの匂い対策です。

【検査技師メモ】尿の匂いが「いつもと違う」ときは

ここは、職業柄ちゃんとお伝えしたいところ。ただの加齢や尿もれではなく、体からのサインのこともあります。

たとえば——

  • 尿がいつもと違う強い匂いで、排尿時の痛み・頻尿・残尿感・発熱・にごり・血尿をともなう → 膀胱炎などの感染症の可能性。これは尿検査ですぐ分かります
  • 尿が甘いような匂いがする → まれに血糖(尿糖)が関係していることも

こうしたサインがあるときは、がまんせず、泌尿器科・婦人科・かかりつけ医へ。尿もれが続く・量が多くて困る、というときも、相談すると骨盤底筋の指導や治療を受けられます。「年のせい」と一人で抱えこまないでくださいね。

(※この記事は一般的な情報です。気になる症状があるときは、必ず医療機関でご相談ください。)

香りは、わたしの聖域

匂いの話ばかりだと気がめいるので、ここからは、わたしのささやかな楽しみの話を。

病院で働いていると、香水はつけられません。検査や患者さんのことを思えば当然なのですが、香りが好きな身としては、ちょっとさみしい。だからこそ、家では思いきり、好きな香りに包まれたいんです。

若い頃は、シャネルの19番ココ・シャネルを使っていました(完全に流行りに乗って、ですけど)。あの華やかな香り、懐かしいなあ。

そして今のお気に入りは、自然由来をうたうランドリンのシリーズ。柔軟剤やファブリックミストで、衣類やお部屋をやさしく香らせています。春には、限定の桜シリーズが出るのが毎年の楽しみ。ホワイトミルクティーの香りも、好きでした。

ランドリンの桜シリーズ(柔軟剤・ファブリックミストなど)

桜シリーズは期間限定です。ホワイトティーの香りも、やさしくておすすめです。

それと、これは選ぶときの大事な基準。この年代は、肌も敏感になって、かぶれやすくなります。だからわたしは、香りはやさしいものを、そして肌に触れるものも、できるだけやさしいものを選ぶようにしています。自然由来やオーガニックにこだわるのは、おしゃれというより安心のため。柔軟剤も、さきほどの吸水ライナーも、その基準で選んでいます。

夜、眠るときのベッドは、わたしの聖域です。布団は、ダニ対策のクリーナーでお手入れして(気休めかもしれないけれど、これが安心)、好きな香りに包まれて、目を閉じる。一日の終わりの、いちばんの安息のひとときです。

匂いに悩むお年頃だからこそ、自分の好きな香りで機嫌をとる。これも、立派なセルフケアだと思っています。

ひとりだからこそ、自分をちゃんとケアする

おひとりさまは、匂いを指摘してくれる人がいません。それは少しさみしいけれど、裏を返せば、自分で自分を整えるしかないということ。

体は、確実に変わっていきます。それを「もう年だから」と嘆くより、「そういう時期に入ったんだな」と受け止めて、淡々とケアする。そのほうが、ずっとラクで、前向きです。

人には言えないけれど、こうして書いてみると、なんだか少し肩の力が抜けました。同じことで悩んでいた方が、「私だけじゃなかった」と思ってくれたら、うれしいです。

今日も、こっそり、自分をいたわっていきましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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